先日は九州より講師の先生を招いて、管理職員を中心に「人事評価と目標管理」の研修を行いました。
じゅれーでは職員さんそれぞれが半年毎の目標を立てると共に、目標達成へ向けて自己評価と上司評価、及び定期的な面談を行う制度の取り組みを開始しました。
今回の研修はその目標設定と評価をどのように行うかを学ぶ研修になります。
目標の設定
目標の設定では、まず問題と感じていることを見つけ、それを具体的に表現する事が重要だと学びました。
ありがちな「より良い支援を行いたい」と言うフワッとした目標だと評価も難しいです。
何より目標をあげた本人も、なんとなく今の支援は良くないと感じていますが、具体的に何がダメなのかが分かっていない状態だと思います。
これを目標とするうえでは本人と面談の中で話し合い、何が良くないと感じているのかを具体的に聞き出す事が必要となります。
聞き出すうえで本人の知識が足りないのか、技術が足りないのか、設備が不十分なのか、組織や体制の問題なのか、または別の問題なのかが浮かび上がって来るので、その部分を本人とすり合わせて具体的な目標に落とし込んでいくのが重要と感じました。
目標に落とし込んでいく際には、数値などの指標となるものや、成果として客観的に判断しやすいものにするのもポイントです。
また、なんでも目標にするのでは無く、普段の業務の一環として行うべき事や、じゅれーのルールとして行って良い事なのかを切り分ける事も必要だと学びました。
人事評価
人事評価については公平中立に判断する事が重要となります。
目標時に設定した数値などの指標の達成や成果が出ている事はもちろんですが、結果だけでなく途中のプロセスの把握も大切です。
評価についてはその人の人格は誰にも評価が出来ないので、行動と結果で判断することが重要だと講師の先生は何度も話していました。
最後に
目標設定と人事評価は職員さん一人ひとりのレベルアップも目的ですが、本当の目的はじゅれーの質を高め、利用者さんにより良い支援を提供できるようになることです。
そのため、私自身も含めそれぞれの職員さんが自分の立てた目標に向けて成長していけたらと思っています。