プロポリスに興味あるなら、当然、ミツバチ繋がりのハチミツも知らないとダメでしょ! ハチミツこぼれ話⑤
温暖化なのでお気を付けください
前回は、炎天下でミツバチさんの巣が崩壊する可能性を書きましたが、融点は摂氏62~65度です。
「日本でそんな高温になることないよ」と、思う方もいるかもしれませんが、昨今の温暖化ですからね。
天気予報で発表された気温が32度でもアスファルトが59度なんてケースはよくあります。
昨今は、ミツバチさんも熱中症には気をつけないといけないのかもしれない(笑)
ちなみにうちは温暖化や環境の対策となる植林もしてます!
(興味持ってくれる方大歓迎です!)
ミツバチさんの巣はあれになります。
ミツバチさんの巣をお湯で煮込むと溶けて浮き、ハチミツや排泄物などその他の物質は沈んで分離します。冷えると固まるので、それを成形しながら芯を入れるとあるものができます。
なんだと思いますか?
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ロウソクです。

つまりミツバチさんの巣はロウソクの「ロウ」なのです。
中世ヨーロッパでは、教会で大量に明かりを使うため、養蜂によりロウソクを製造し、また一般向けにも販売して活動資金を得ていました。
(なお、日本の和ロウソクの場合は、植物性由来のため蜂の巣は用いません)
また、このロウはベトベトするため、手紙の封蝋(シーリングワックス)としても使われました。
パイレーツオブカリビアンの一作目でも使用されてましたね。
手紙の封をするところに熱したろうを垂らしそこにハンコ(スタンプ)を押すとオシャレ度が増すので試してみると面白いかもしれません。
また、ベトベトつまり塗ると定着するために化粧品として利用されました。
口紅です。

赤系の顔料を混ぜて色を付けたろうそくが口紅です。
口紅は赤系の顔料ですが他の色を混ぜると別のものができます。
クレヨンです。

逆に言うとクレヨンに芯を付けるとろうそくとして代用できます。
(クレヨンを口紅に代用するのは薬事法に抵触しますので自己責任でお願いいたします)
真っ暗な場所に閉じ込められてろうそくはないけどクレヨンはある、なんてシチュエーションはハリウッド映画でもレアでしょうが豆知識として覚えておいても・・・・いずれにしても火そのものは必要ですが・・・